
【頚椎症(右側の首の痛みと手のしびれ)】
女性 40代後半 医療機関勤務
既往歴)胃潰瘍・十二指腸潰瘍、膀胱炎(再発を繰り返す)、尿管結石、頚椎捻挫2回あり
経緯・症状)元々首と肩のコリは慢性的にあった。
2週間前、入浴中に天井を向いた時、「ポキ」という音とともに、首に違和感を感じた。首を動かすと、どこを向いても痛かった。
違和感のある首の部分を指で押したり、ストレッチのようなことをしてみたが、良くならず、むしろ動かさなくても首が痛くなっていた。
翌日朝より、右手に力が入らず、同時に首から指先にかけての強いシビレが出た。
「これはいつものコリと違う」
と不安に思い、この日の午後仕事の合間に整形外科を受診。
レントゲンにて、頚椎5番の後方突出がハッキリ現れており、医師に
「加齢と仕事のストレスが原因。この状態では、手術が一番です。」
と、告げられた。
鎮痛剤とビタミン剤を処方。
しかし、痛みとシビレのレベルは変化が無かった。
親戚や知人が、首の手術(疾患名は不明)を受けているが、その時の話を聞いて手術をするのが怖くなった。
「いつか手術を受けるにしても、手術以外の事をしてみて、それで治れば運が良いだろう。」
という思いで、当院を知った。
発症から3日後の来院。
治療経過1日目)痛みを避けるような、左側への…
左側への傾いた姿勢がみられている。
左側に首が傾いたまま、上半身を殆ど動かさず、歩行、立ち座りの姿勢をとっている。
「とにかく痛い。手に力が入らないし、ビリビリして手を使うのが怖い。」
とのこと。
痛みというより、不安と恐怖感が強い表情。
念のため、頚椎など神経症状についての検査を実施。排泄機能には問題無い。
仕事は、この時期は絶対休めない、とのことであったが、急性症状であり、非常に痛みとシビレが強いので、初めの段階はできるだけ日を開けずに来院することを勧めた。
「仕事は休めないが、早く治るなら毎日治療したい」
との希望あり。
鍼・灸、整体での施術とし、いわゆるマッサージといった筋肉主体に刺激をする施術はせず、対象となる筋肉だけに伸展を促す。
鍼:頸〜上肢に打鍼し、パルス療法を加える(15分)
前脛骨筋、腓骨筋に打鍼。
灸:膝、足関節、足背に施灸を1荘ずつ。
腹部の臍周囲3点。
頸部(大椎)1荘。
骨格調整:頸椎〜肋骨〜骨盤部の調整後、後頚部の筋、前鋸筋などの筋肉の調整をする
以上の治療工程と内容にて、頚椎の神経症状および神経圧迫を緩和し、頸腕部の血液循環を促進し、再発を防ぐアプローチをする。
特に肩の上下運動にて、シビレと痛みが再現するが、施術中は不快ではなく、
「体全体の疲れがまずとれた感じがする。シビレや痛みは持続痛は少し減ったようだ。体を動かすとやはり痛い。」
とのこと。
ホームケアとして、頸肩部のストレッチ、肋骨周辺のマッサージを1つずつ。
手が辛いだろうが、少しだけでもトライするように指導。
2回目)翌日、仕事の帰りに来院。施術時間50分
首肩をなるべく動かさずにいる姿勢。右手の動きもぎこちなく、左手主体で動いている。
右手の握力が弱い。
「朝からまた痛い、シビレもある。処方された鎮痛剤を飲んだ。今回は、少し効いている感じがして、仕事はなんとか乗り越えられた。」
とのこと。
痛みとシビレの発現とパターンは、昨日と同様。
痛みとシビレの頻度は変わらず、持続痛もある。
強さは、ほとんど変わらないが、少しコントロールできている感じがするとのこと。
ホームケアについて、
「初めてのことだったし、やりにくさはあった。でも、痛みやしびれが酷くなることはなかった。あえてこうして肩や首を動かしていることで、嫌な感覚が忘れられる瞬間があった。」
とのこと。
まだ、治療の効果としては明確に表れていない。
しかしながら、治療やホームケアの取り組みについては、積極的である。
施術内容、工程は前回同様。特に変化が顕著になるまでは、このまま継続。
ホームケアについても、同様に指導。
3回目)翌日、仕事帰りに来院。施術時間50分
前回同様、首肩をなるべく動かさずにいる姿勢。右手の動きもぎこちなく、左手主体で動いている。
右手の握力が弱い。
「やはり、シビレと痛みがある。手に力は入りにくいが、動いた拍子に、ズキッとくる感覚は治まっている感じ。少し効くので鎮痛剤は飲んでいる。ホームケアは、なんとかやっている。」
とのこと。
入浴について、
「毎日入っているが、動きにくいので、この症状になってから、シャワーのみにしている。」
とのことだったので、体は洗おうとしなくて良いので、湯船にしっかり浸かってみることを指導。
施術内容と工程は、前回同様。
ホームケアについて、今回は入浴にて温浴することを追加した。
4回目)翌日、仕事の前に来院。施術時間50分
首肩と右上肢が、前日までよりも、やや動きが滑らか。顔の表情も、だいぶ穏やかとなっている。
右手の握力が、左手に比較し弱くはあるが、強さが感じられる。
「起床時、首肩の痛みが無くて起き上がることができた。シビレはあるが、シモヤケのような感じの、少し指先がピリピリする感覚はある。
でも、首を動かしても、手を上げても、ズキッとする激痛やシビレは無い。」
頸部を動かしての、痛みや手先へのシビレは、毎回ではなく、約5回に1回程度に減少。痛みのレベルも3分の1ほどになっているとのこと。
昨日までとの違いについて、
「久しぶりに湯船につかったが、この時首肩が温まって気分が良かった。入浴後、指導されたホームケアのストレッチなどをしたら、痛みが消えたように楽になった。」
とのこと。温浴による血液循環のさらなる促進が効果的にはたらいたと考えられる。
施術内容、ホームケアともに、前回までと同様に継続。
5回目)翌日、仕事帰りの来院。施術時間50分
痛みとシビレのレベルは、ゼロではないが、前回よりも低下しているとのこと。
鎮痛剤は、全くつかっていない。
頚や手の動きを始めとする動作も全体的に、なめらかとなっており、苦痛を回避するような表情や姿勢はみられない。
握力も、左手とそれほど変わりない力加減となっているが、まだ手先にピリピリとした感覚が圧迫をかけた時にある。
「痛みやシビレは時々気になるが、仕事や日常生活にはほとんど支障はない。」
とのこと。
施術内容とホームケアは前回までと同様。
6回目)翌日の仕事帰りの来院。施術時間50分
痛みやシビレのレベルは、前回と変わりない。
日常生活についても同様。
鎮痛剤は使っていないとのこと。
施術内容、ホームケアについても前回同様で継続。特に体を冷やさぬよう指導。
頸部と、右肘周辺に円皮鍼を2か所貼付。
次回来院は、3日後とする。
7回目)3日後の来院。この日は仕事休み。施術時間50分
治療の日数を数日開けたが、痛みやしびれの憎悪は無かった。ホームケアは、毎日継続。
「ストレッチも、辛さは何も感じなくなった。筋肉が引き伸ばされる気持ち良さを感じられるようになった。」
とのこと。
「首を動かしても辛さはない。シビレもほとんど感じなくなった。生活に全く問題無い。」
とのこと。
施術内容、ホームケアはそのまま継続し、次回来院を1週間後とした。
8回目)1週間後の来院。施術時間50分。
「あれだけ辛かった痛みとシビレが全く感じない。手の力も戻ってきている。」
体調に大きな変化無し。
今回で、頚椎症についての治療を終了した。
よろしければ参考になさってくださいね。
我孫子市で助産師による鍼灸整体治療はたかはし治療院だけ

たかはし れいな
高橋 令奈
【医療免許】
看護師、助産師、鍼灸師
AEAJ認定アロマ インストラクター
メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種
初めまして。
女性専門たかはし治療院代表の高橋令奈です。
私は、看護師、助産師、鍼灸師として総合病院やクリニック、整体鍼灸治療院などで5万人以上の患者様をサポートしてきました。
寄り添ってサポートしてくれる人はいますか?
今まで、医療従事者として良くなっていく人をたくさん見てきましたが、良くなる方に共通していることがあります。
それは正しいアドバイスや日常生活の指導をしてくれる方がいることです。
何をするにも自己流になっていませんか?
早く体を良くするには道しるべが必要です。
私は、早く体を良くするきっかけや良くなる道を案内できると思います。
慢性的な痛み、女性特有の症状、男性には相談できないようなお悩みがございましたら、まずはお気軽にご相談くださいね。