
【子宮内膜症】
女性 30代前半 未婚
会社員(事務職)
既往)これまで大きな疾患は無かったが、自動車事故にて腰部を打撲したことがある。
強い冷え性がある。
経緯)以前から月経不順があり、月経痛が・・・
月経痛が激しく、婦人科を受診し、子宮内膜症と診断。薬剤を処方されたが、なかなか改善せず。
ある時、担当医師の説明に対し不信感がつのり、その病院への通院を辞めた。
その後、鎮痛剤を服用しながら過ごしていたが、3ヶ月経過し、やはりこの辛い症状に耐えられず、再度医療機関を検索するうちに、当院を知った。
鍼灸、整体の経験はあるが、あまり良い印象はない。
治療経過1日目)月経予定日、約1週間前の来院。
ひと通り、これまでの経緯などカウンセリングに通常より時間を要した。
本日は特に「痛み」といった辛いの症状はないとのことだが、終始重苦しい表情が印象的。
「だいたい昨日今日辺りから、気分がすぐれなくなる。嫌なことばかり考える。でも、話をしたり聞いてもらったりするのは、とても助かってます。」
PMSの可能性も考えられる。
メンタル面でのサポートも必要。
当院の治療方式、鍼灸と整体を扱い、骨格の調整をし、痛みの緩和のみではなく、自律神経系に働きかける体質改善へとアプローチするということを入念に説明。理解は得られたとみられる。
主に肩関節、股関節、仙腸関節への検査。
骨盤と仙骨のバランスが明らかに上方偏位し非対称であるとともに、仙骨の中心軸が大幅にズレている。
強い外部ストレスがかかっているようにみられた。
★このような骨盤の状態で子宮内膜症を患っている方が、他にもあります。
この骨格形態について、本人は全く認知していなかった。写真を撮って本人にも確認してもらう。
「一度、交通事故に遭ったことがあり、もしかしたらそのせいかもしれない。でも、医師からはなんの説明もなかった。」
とのこと。
まずは、子宮内膜症の診断と、この仙腸関節の形態の要因として、治療方針を立てる。
- 股関節の可動域の促進
- 冷え性の改善
- 腹部筋の強化
- 自律神経系を整え月経周期を適正にする
そのため、鍼灸にて、腎経、脾系、胃経、膀胱経、肝経のラインとツボを使用し、虚弱性、生殖機能の改善をはかり、基礎体温の上昇をはかる。
骨盤および仙腸関節の骨格調整にて、内臓、筋肉本来の機能、生理性を促進し、症状の緩和をする。
施灸は、下肢、腹部、臀部。
次回来院は、1週間後とした。
2回目)月経が始まり2日目の来院。施術時間50分
前回の治療について、
「お尻から背中全体、温かくなり、それが何日間か続いていた。体が温かい感覚は気持ちが良いことが分かった。初めての感覚かもしれない。」
とのことで、冷え性が一時的に改善され、いかに自身の普段の体温が低いのかがよく分かったとみえる。
月経中とのことで、動作はゆっくりで重い様子。月経のことについて話を聞く。
「強い月経痛はある。一昨日はずっと寝ていた。お尻が痛い感じがした。鎮痛剤を3回目服用したが、あまり治った気はしない。」
月経血がどのように排出されるか、子宮がどのような状態となるのか説明し、月経中だからといって活動性を下げる必要はないと指導。
前回同様の鍼灸、整体を施工。
施灸後、
「体がまた温かくなり、頭痛と腹痛が軽くなった。」
とのこと。体勢を変えたり、腰部と股関節の動きを確かめたが、いずれも頭痛、腹痛の再現や増強みられず。
ホームケアとして、三陰交穴への灸を次回来院まで3回するようにと指導。
次回来院を1週間後とした。
3回目)1週間後の来院。施術時間50分
月経が終わり、初回よりもスッキリした表情。行動にも覇気がある。
今回の月経を振り返り、
「月経痛はあったが、温めることで、気分だけでなく、実際に体の痛みや不快症状がかなり軽くなることが分かった。もっと冷え性を改善したい。」
「月経血はいつもより多かった。しかし、血の塊は少なかったようだ。終了まで一週間はかからなかった。」
とのことで、目標がみえてきている。
「灸のホームケアは、火を使うので、自分一人では怖い。一回はできた。これから慣れていきたい。」
ホームケアの自己評価にも前向きさがある。
腰部から仙骨部にかけて、前回までよりも柔軟性がある。差が大きい。月経前〜終了での緊張が緩和されたと考えられる。
月経前後は、関節可動域が狭小になるほど非常に過緊張があり、それが各痛みの不快感の要因となっているとみられる。
骨盤調整は、それほど時間がかからず、腰椎や仙骨のねじれがとれた。
鍼灸、整体は、前回同様の内容と工程。
次回来院は1週間後とした。
4回目)1週間後の来院。施術時間50分
特に痛み症状などはないが、少し坐骨部に、座ったときの違和感があるとのこと。
触診、検査などをした。坐骨神経痛は無し。
いつもより、骨盤部周囲の筋肉が柔軟になっているため、関節の接合部の緩みが生じ違和感があるとみられる。
回復の過程で起こる現象と説明。
「手先足先は冷えているようだが、体全体の冷えやぞくぞく感は無い」
とのこと。
ホームケアでの灸の効果ともみられる。
前回まで同様の鍼灸、整体を施工。
次回来院を2週間後とした。
5回目)2週間後の来院。施術時間50分
月経予定日から約1週間前となる。
「気分的には不安感はある。そろそろ体が重くなって、嫌な気分になり始める。」
とのことだが、特に辛い表情ではない。
仙骨の中心軸からのズレは相変わらずだが、腰部から骨盤部の筋肉の過緊張はみられない。
臀部の冷えは少しあったが、全体的な体温を下げるほどの面積ではない。
鍼灸、骨盤調整整体は前回まで同様の内容と工程。
月経中は、安易に寝ようとせず、軽いストレッチをすることをホームケアとして指導。
次回来院は、2週間後とするが、不調な際はその限りではないことを伝えた。
6回目)2週間後の来院。施術時間50分
今回の月経の様子として、
「下腹部の痛みはあるが、先月ほどではない。ホームケアとして前回指導されたストレッチは、始めは、痛くなるのではないかと不安だったが、ストレッチして痛みや不快感が増すことはなかった。
体の冷えは、1日だけ寒気があったが、後は気にならなかった。今回は、血の塊は、本当に少なかった。」
とのこと。冷えが改善傾向にある兆候。
坐骨の違和感は消失していた。
骨盤および仙骨のズレについては、形態としては残るが、それによる筋肉の過緊張、運動痛などは発現していない。
前回同様の鍼灸、整体の内容と工程。
次回来院を2週間後とした。
以降、月経周期に合わせ2週間ごとに来院を継続している。
月経痛については、ほぼコントロール範囲内で、鎮痛剤の服用は、月に0〜1回になっているとのこと。
いずれ、月一回程度の来院となる。
よろしければ参考になさってくださいね。
もしも、子宮内膜症でお悩みでしたら、
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たかはし れいな
高橋 令奈
【医療免許】
看護師、助産師、鍼灸師
AEAJ認定アロマ インストラクター
メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種
初めまして。
女性専門たかはし治療院代表の高橋令奈です。
私は、看護師、助産師、鍼灸師として総合病院やクリニック、整体鍼灸治療院などで5万人以上の患者様をサポートしてきました。
寄り添ってサポートしてくれる人はいますか?
今まで、医療従事者として良くなっていく人をたくさん見てきましたが、良くなる方に共通していることがあります。
それは正しいアドバイスや日常生活の指導をしてくれる方がいることです。
何をするにも自己流になっていませんか?
早く体を良くするには道しるべが必要です。
私は、早く体を良くするきっかけや良くなる道を案内できると思います。
慢性的な痛み、女性特有の症状、男性には相談できないようなお悩みがございましたら、まずはお気軽にご相談くださいね。